そもそもレーダー探知機とは？ 　警察さんの活動の1つとして交通取締りを日々行ってるのですが、そのなかに制限速度を守らない人を捕まえる「速度取締り」ってのがあります。 　そのスピード違反中の車の速度を測定する方法の1つとして「レーダー」を使うことがあり、このレーダーをキャッチする機械が「レーダー探知機」です。 　日頃、車を運転してる人ならわかってもらえると思うのですが、「スピード違反」という違反は流れに乗って普通に走ってるだけで簡単にしてしまう違反で、制限速度を守って走ろうとしたら後ろに車の大行列が出来てたとか、すっごいあおられて怖い思いをしたとかで、かえって危ない思いをすることすらあります。ほんと安全運転も楽じゃないです。 　とは言っても違反は違反ですからいけないことで、すこし後ろめたいわけで、そんな時に速度取締をしてる警察さんを急に見つけたらほんとビックリしますよ。これはこれで危ないです。 　そんな状況を避けるためにあらかじめ速度取締してますよ〜ってことがわかれば心の準備が出来るので、ビックリしませんし、前の車が急ブレーキを踏んでもあわてずにすむわけです。 　レーダー探知機ってのはそんな安全運転アイテムです♪ 　ハルカは過去2回警察さんのお世話になって、合計33000円もの大金を交通安全運動（正確には税金として使われるそうです）に寄付してます。 　2回とも「見通しのいい、歩行者も横断者もいない、道の広い、対向車線は壁の向こう側で正面衝突の危険性は全くない快適道路」なのに制限速度は低かったってことをすっかし忘れてたときのことでした。 （72km/hで22km/hオーバーの15000円と、68km/hで28km/hオーバーの18000円） 　もちろん、ちゃんと制限速度表示を見てないハルカが悪いんだけど、それまで流れに乗って走ってて、前の車がいなくなってハルカの車が先頭になった時に、そのままのペースで走っちゃったのが警察さんのお世話になってしまった原因です。 　でも、そんときに今時の高級レーダー探知機が付いてれば怪しい時や場所では色々しゃべってくれることもあるので、わざわざ警察さんのお世話にならなくても安全運転ができてたかもしれないとも思うのですよ。 　もちろん、基本は「安全運転」なんだけど、車の流れも大事にしたいと考えて運転すると、ついスピードが出てしまってるって人は、警察さんのお世話になって寄付をして反省するよりは、レーダー探知機を買って探知機に色々注意してもらうのも一つの手かなってハルカは思うのです。反省代2回で高級レーダー探知機買えちゃいますから．．． で、レーダー探知機って役に立つの？ 　GPS機能付きレーダー探知機なら固定式の速度自動監視機「オービス」はだいたい対応できます。新しく置かれたオービスはメモリに入ってないので案内してくれませんが、新しいオービスはオービスの前から「速度自動監視機設置路線」って速度警告板が立ってるので、それさえ気をつけてれば不意打ちにあうことは無いんじゃないかな。 　なによりオービスに引っかかる人はそもそもスピードの出し過ぎです！ちょいスピードオーバーくらいではオービスは反応しませんから。 　有人の速度取締（ねずみ取り）は普通のレーダー式ならレーダー探知機がかなり手前から反応するので、ゆっくりと取締に対応することができます。 　ただ最近はステルス式が多くて、ねらい打ちができるステルス式の取締を事前にわかることはなかなか難しいです。一応、前を走る車がいればその車に打ち込まれたレーダーを探知することは出来ます。 　光電管式ではレーダーが出ませんのでまったく役に立ちません。 　でも、誰かが捕まったときに取締無線をキャッチすることもありますので、取締無線をキャッチできるタイプならそれで取締が事前にわかることもあります。 　あと、セルスター、ユピテル、マルハマのGPSモデルの一部は過去の取締のあった場所をメモリしてるので、近くを通る時に教えてくれます。（でもデータ数が少なくて、教えてくれないことも多いです） 　パトカーや白バイに追っかけられるパターンは、キャッチできるタイプのカーロケを積んでいるパトカーなら、その接近がわかることもあります。でもわかんないことも結構多いです。白バイにいたってはまったく役に立ちません。 　結論としては、レーダー探知機についてよく言われるのが「お守り」だってこと。 　役には立つけどいつも役に立つわけでもない。2回に1回くらい役にたったらいいかって感じです。まさにお守りレベル。 　2回に1回にしては高級機は結構高いのですが、高級機は確かに機能はいいですし、逆にそれくらいの機能がないとあまり役に立たない気もするな〜とハルカは思ってます。 ＜レーダー探知機メニュー＞